ホームヘルパーの資格って何?
ホームヘルパーの働き方
● ホームヘルパーに必要な資質
もっとも大切なのはモラルと明るさ
もっとも大切なのは、ヘルパー自身にしっかりしたモラルが身についていることです。他人の家に上がるということが、仕事をする上での大前提になるわけですから、モラルにかけた言動は許されません。
加えて、高齢者に笑顔で接していくことも大切です。ヘルパーの表情の一つで、高齢者の気持ちもだいぶ変わってきます。
また、相手が何を望んでいるかを知るには、コミュニケーションがしっかりと取れることに加え、相手の容姿をきちんと観察できる能力も求められます。相手を無視して、一方的に会話を進めたり、表向きの言葉や表情だけで相手の状態を判断しないように心がけましょう。
● 自分のことを把握できているかどうか
ホームヘルパーは自分のこともしっかり把握できなくてはなりません。自分の能力を無視して難しい介護に挑んだり、無理にスケジュールを詰め込んだりすると、とんでもない失敗や思わぬ事故につながります。
サービス提供責任者などとの話し合いの中で「出来ないことはできない」といえる勇気も時には大切になるのです。 もちろん、「できないこと」をそのままにしていてはダメです。事故の限界を知ると同時に、どこをどうすればもっとよいお世話が出来るかを考えます。
自分の限界に甘えるのではなく、常に向上心を持ち続けられることこそ、よいヘルパーになる絶対条件なのです。
● 謙虚さと柔軟性を兼ね備えているかどうか
物事を謙虚に受け止め、臨機応変に対処できる能力も必要です。ひと口に介護といっても、ここの利用者が持っている個性、能力、状態によって、対応は全く違ってきます。「Aさんはこうだったから」という体験が、Bさんには通用しなしということもあります。
また、同じ利用者であっても、その日によって気分や体調は刻々と変化していくもので、仕事をパターン化できないところが、ホームヘルパーの難しい点です。
その意味で「私には経験があるから大丈夫」という過剰な自身が事故などにつながりやすい世界でもあります。経験豊富なベテランヘルパーになるほど、謙虚かつ冷静に状況を捉えることを心がけます。
● 強い職業意識があるかどうか
ホームヘルパーは、相手のプライバシーに関わる部分で仕事をすることになります。そのため、つい必要以上にプライバシーを探ったり、第三者に漏らす誘惑に駆られます。
しかし、ホームヘルパーには、仕事上知りえた情報に対する守秘義務があるなど、さまざまな職業上の倫理規定があります。つまり、強い職業理論を持つことが出来なければ、ホームヘルパーになる資格はないとさえ言えるのです。
