ホームヘルパーの資格って何?
ホームヘルパーの働き方
● 不足するホームヘルパーの現状
急速な需要の伸びに育成が追いつかない現状
新ゴールドプランでは、1999年までに17万人のヘルパーを養成することを目標としてきました。94年まではヘルパーが6万人だったので、その約3倍増しを目指したのです。
ところが介護を必要とするお年寄りの数は、予想以上の伸びを示しており、実は、17万人のホームヘルパーを確保できたとしても、八日以後のお年寄り100人に対して6人程度しか担当することが出来ません。ゴールドプラン21でヘルパー数をさらに倍増させることにしても、この数字が大幅に改善される見込みは薄いのです。
● 幸せな人生を実現させる大切なパートナー
いっぽうで、介護を必要とする高齢者の意識もこれからはどんどん変わっていくことが予想されます。まず、介護保険制度によって、高齢者側が自分が望むサービスを主体的に選べることになりました。「それならば、自分のやりたいことを実現して欲しい」というアクティブな考え方が、徐々に強くなっています。
どんなに身体が不自由な方でも、自立した生活を選ぶようになります。 そうなると「ベッドから起こしてくれる」「車椅子を押してくれる」という具合に、身の回りをサポートしてくれる人がさらに求められるようになります。少子化や核家族化によって家族の力が低下している中、その役割を果たせるのがホームヘルパーなのです!
人生を前向きに、積極的に生きて生きたいと考えれば考えるほど、ホームヘルパーに対するニーズは高まっていくでしょう。ホームヘルパーは単に福祉を支える一要因にとどまらず、充実した人生を送りたいと考える人の大切なパートナーなのです。そう考えていくと、これからの社会を底辺で支える大切な職業ということになります。
● ホームヘルパーのニーズの高まり
国民生活基礎調査によると、訪問や通所などの在宅介護サービスを利用した世帯の割合は、単独世帯では86・8%に達しています。
一方で、高齢者世帯では78・2%、三世代世帯でも75・2%が「利用した」と答えており、同居家族がいる、いないに関わらず、ホームヘルパーをはじめとする公的サービスへのニーズはきわめて高いという傾向が現れています。
