ホームヘルパーの資格って何?
ホームヘルパーの働き方
● ホームヘルパーって何?
65歳以上の高齢者のうち、在宅で認知症や寝たきりになっている人は、2002年度で210万人にのぼっています。身体が不自由な場合、日常生活における家事はもちろん、排泄や食事といった基本的な身体動作さえも人の手を借りなければなりません。
日本では長い間、家族がこの役割を果たしてきました。しかし、寝たきりや認知症のお年寄りをサポートすることは、相当な重労働であり、専門的な技能や知識が要求されることも少なくありません。少子化や核家族化が進む中、家族だけにこうした役割を求めることは大変難しくなっているので、やはり、専門的な技能や知識を身につけた介護のプロフェッショナルが求められるのです!
こうしたプロフェッショナルな立場からお年寄りの手や足となり、家族の介護負担を減らしつつ、在宅における日常生活をさまざまな側面からサポートする人がホームヘルパーなのです。
● これからホームヘルパーを目指すために
日本の高齢者福祉政策における、ホームヘルプサービスは、ショートステイやデイサービスと並び、在宅福祉サービスの大切な柱とされています。
厚生労働省の掲げる「ゴールドプラン21」によれば、2004年までに35万人のホームヘルパーを誕生させることを目標としました。今後、高齢化率がさらに上昇すれば、2010年までに56万人のホームヘルパーが必要になると試算されています。
また、ひと口にホームヘルパーといっても、その仕事内容や就業の形態はさまざまです。例えば、介護保険制度の施行によって民間の営利法人サービスを提供できるようになり、そうした会社で常勤や非常勤で働くヘルパーも大幅に増えいています。社会福祉法人やNPO法人などでは、介護保険以外での在宅支援サービスで働く人もいます。
ホームヘルパーの仕事内容も調理や選択などの生活援助から、排泄や食事の解除といった身体介護まで多岐に及んでいます。これからホームヘルパーを志す人は、自分が何をしたいのか、どういう働き方をしたいのかというビジョンをしっかり持つことが必要となるでしょう。
