ホームヘルパーの資格って何?
ホームヘルパーの働き方
● ホームヘルパーの仕事 身体介護
高齢者の身体は非常にもろく、少しの力の入れ方を誤っただけで痛めたり、ひどい時には骨折などの大怪我をさせてしまう危険もあります。
身体介護を手がける場合は、必ず2級以上のヘルパー講習を終了し、プロとしての技能をしっかり身に付けておきましょう。
身体介護には排泄、入浴・清拭などの清潔維持に関すること、さらには体位変換や移動介助など、さまざまなものがあります。つまり、それだけ多くの知識やコツを身につけておいておかなければならないわけです。
● 利用者個々の身体機能に合った対応が必要
もちろん、マニュアル通りの技能を身につけただけでは万全とはいえません。生活援助と同じく、身体介護でも利用者個々の個性に合わせた対応が必要になります。
つまり、その人がどのような障害を持ち、どこまで自力で出来るのか、あるいは、福祉機器を使うことによって、どこまで身体機能の向上が図れるかを、ケースバイケースでしっかり把握しておくことが求められます。
これを実現するためには、あらかじめサービス提供責任者と綿密な打ち合わせを行い、訪問先では高齢者のその日の状況を観察しながら慎重に対応しなければなりません。何か問題が発生した場合は、自分だけで解決しようとせず、すぐ事業者に連絡を取る姿勢も必要となります。
● 相手のペースに合わせ、自力で出来る部分は自力で
介助するペースは、個々の利用者によって代わってきます。限られた時間内に仕事をこなすヘルパーの場合、相手のペースに合わせてゆっくり介助しているつもりでも、無意識のうちに自分のペースでやってしまい不快感を与えてしまうケースが多々あります。
とくに食事や移動の介助においては、高齢者はどこまで自分で出来るのか、どの行為で介助が必要なのかという点を見極め、自力で出来る部分については時間がかかろうともあせらず見守りに徹することが必要です。
また、介助を要する部分についても、相手の動きをじっくり観察しながらペースを図るようにします。このペースをつい忘れがちになるのが、車椅子を使うときです。車椅子というのは、基本的に介助する側の力で動きます。利用者にとっては、相手にすべてまかせきりになるために不快感を強めるケースが多いのです。
ヘルパーとしては「自分のペースで押せばいい」と考えるのではなく、介助者の主導で介助するからこそ相手のペースを尊重する、という姿勢をほかの介護以上に持つことが大切です。
